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病院で何を聞かれる?何を話す?病院での「問診」について


「病院に行くと何を聞かれるんだろう?」と不安に感じる方は少なくありません。問診は、医師が正確な診断へたどり着くための大切な"言葉による診察"です。整形外科専門医が、その目的と内容をわかりやすくお伝えします。

1. 問診とは何か―言葉で行う診察

「問診」とは、医師が患者さんに質問しながら情報を集める診察のことです。レントゲンやMRIといった画像検査も重要ですが、ある心臓血管外科医は「患者さんの話をしっかり聞けば、8割の心臓疾患は診断がつく」と述べています。整形外科でも同様で、問診によって得られる情報は診断精度を大きく左右します。

つまり問診は、検査の「前置き」ではなく、それ自体が診察の核心です。


2. 問診で聞かれる主な内容

整形外科の問診では、次のような幅広い情報を確認します。

  • 現在の症状(いつから・どの部位・どんな痛み・どの時間帯に強いか)
  • 過去の病気・手術歴(既往歴)
  • 現在服用中の薬・注射(他疾患の薬との相互作用確認のため)
  • 食物・薬・皮膚への接触アレルギー
  • 家族歴(親や兄弟の病気)
  • 生活習慣・自宅環境(和式か洋式か・趣味・姿勢の癖など)
  • 最近の体重変化
  • 最近の旅行・外出の有無
  • 日常生活の変化(家具の買い替え・育児の開始など)
  • 職業とその詳細(デスクワーク・重労働・リモートか出社かなど)

3. なぜそれを聞くのか?各項目の意味

症状の詳細
痛みの種類(ピリピリ・熱感・鈍痛)や出やすい時間帯は、原因疾患を絞り込む重要な手がかりです。同じ「腰痛」でも、朝のこわばりと夜間痛では疑う疾患が異なります。
服用中の薬
血圧・コレステロール・糖尿病の薬など、整形外科以外で処方された薬も、治療の選択肢に影響します。薬手帳やマイナ保険証があれば、持参するとスムーズです。
家族歴
頚椎ヘルニアは遺伝病ではありませんが、椎間板の質には体質的な傾向があります。親が同じ症状を持つ場合、同様の問題が生じやすいことがあります。
生活習慣・環境の変化
パソコンやテーブルを買い替えて高さが変わった、育児で抱っこが増えたといった小さな変化も、症状の誘因になります。「最近何か変わったことは?」という質問はそのために聞いています。
職業
デスクワークでも重いものを持つことがあるか、自宅でのリモートかどうかで、姿勢や負荷のかかり方は大きく変わります。当院の問診票では職業欄を最上部に設けているほど重視しています。


問診で原因が明確になれば、薬や注射を使わずに生活習慣の改善だけで症状が和らぐケースもあります。「なぜ今、この症状が出ているのか」を言葉から解き明かすことが、最も体に優しい治療への近道になるのです。

受診の際は「いつから・どこが・どんな風に痛むか」を事前に整理しておくと、医師とのコミュニケーションがよりスムーズになります。

5. まとめ:問診はあなたと医師の共同作業

問診への回答は、医師が正確な診断と最適な治療を提供するための情報源です。どんな些細なことでも「関係ないかな」と省かずに伝えることで、診療の質は格段に向上します。普段の生活で感じている変化や気になること、遠慮なく話してみてください。


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16号整形外科院長 医学博士
㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
普段から診察室で患者様にお伝えしていることをできるだけそのままお伝えしております。

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