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足のむくみの原因とセルフチェック、対処方法を解説

 足のむくみの原因とセルフチェック、対処方法を解説

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

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山田朱織が診察をしている様子

普段から診察室で患者様にお伝えしていることをできるだけそのままお伝えします。

目次



足のむくみは内科の病気であることが多い

足のむくみの原因とセルフチェック、対処方法を解説

今回は「足のむくみの原因とセルフチェック、対処方法を解説」をお話をしたいと思います。

女性の方はむくみやすく、また年齢が高くなるほどむくみやすくなります。

足がむくむ時、「足」と聞くとどうしても整形外科を思い浮かべる方が多いんですが、むくむことのメカニズムを考えると実は内科の病気があることが多いんです。

一過性に起こる場合、1日中外にいて歩き回ったから今日は足がむくんでるなあというのは心配のないむくみです。

しかし、毎日のように夕方から夜になってきてどんどん足がむくんで、一晩寝てもまだ朝から足がむくんでいる。

これは決して単純なむくみではなく内側に病気が隠れてる可能性がありますので、適切な科に受診して原因を見つけることが重要です。

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足のむくみの原因

足のむくみの原因とセルフチェック、対処方法を解説

なぜ足に「むくみ」が起こるかというと、なんとなく血流が悪くなって起こるのかなとイメージされるかと思います。

人間の体は6割が水分でできています。

心臓や心臓と同じようにとても大事な腎臓の働きが大きくかかわってくるのですが、私たちの体の中ではいらない水分を外に出したり、必要な養分を取り込むということが血管を通して絶えず行われています。

血管がむくみのメカニズムにとても重要な解剖学的な要素で、臓器の働きが悪くなると血管の働きが悪くなってしまうのです。

悪くなるとどうなるかというと、血管からはみ出した水分が骨より脂肪や筋肉などのサードスペースと呼ばれる場所に溜まっていってしまいます。

これが「むくみ」なんですね。

つまり血管の働きが悪いということ、これが一つのむくみのメカニズムになるわけです。

ではもう少し細かく病気の単位で説明していきましょう。

1、心臓病・心臓の働きが弱るとむくみやすくなる

心臓からは大きな血管がたくさん出ていて、血液を拍動して押し出します。

この働きが弱ってしまったら血液を押し出せないし、戻ってくる血液を心臓に戻して浄化することもできなくなってしまいます。

つまり血液が体のサードスペース溜まりっぱなしになってしまうわけです。

このような心臓病や心臓の働きが悪くなった時は、内科の中でも最も専門的な循環器内科に掛かってください。

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2、腎臓病(腎不全)・腎臓の働きが弱るとむくみやすくなる

腎臓はそら豆のような形をしており、そこで体に必要のない水分が尿管を通って膀胱に溜まっていきます。

そして尿となり排泄して体の中の水分をコントロールしているわけです。

腎臓が悪くなると体に水が溜まってしまいますが、体にいらない悪い成分も溜まってしまうので腎臓病は大変怖い病気です。

腎臓の働きが弱った時にどんな症状が出るかというと、尿が出にくくなったり足のむくみが起こってくるわけです。

このような時は内科や泌尿器科を受診してください。 

3、低栄養・低タンパクだとむくみやすくなる

例えばカップラーメンばかり食べて、タンパク質やミネラルをしっかりと摂れず栄養状態が悪くなってむくみが起こるということもあります。

実はタンパク質というのがとても重要です。

低タンパクと言ってタンパク質が取れなくなっていくと、どんどん水分ばっかりが多くなって体の水分バランス、ミネラルバランスが支障をきたしてしまいます。

肉、魚、豆腐類、大豆類といったタンパク質をきちっと取るようにして低タンパクを起こさないことがとても重要です。

どうしても自分で栄養管理ができない場合には、内科の中に栄養管理を行っているところもあります。そういったところにご相談するのも一つの方法です。

4、薬剤性のむくみにも注意

病気の治療でお薬を飲みますね。でもその薬自体がむくみの原因になってしまうこともあるんです。

強いお薬としてはステロイド剤というお薬があるんですが、どうしても病気の治療に必要ではあるもののむくみの原因になります。

痛み止めやお薬を飲んでからむくみが出るようになったなと思った場合には、その薬を処方してくださったドクターにこのお薬でむくむということは起こりませんか?と聞いてみることがとても大事です。

2つ以上のお薬を一緒に飲むことで、なおさらむくむこともありますのでご注意ください。

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5、局所的に足がむくむ原因もある

ここまでお話しした全身病以外にも局所的に足がむくむ原因があります。

例えば静脈瘤(じょうみゃくりゅう)といって、足の血管がむにゅむにゅと浮き出てしまうような病気です。

また リンパ浮腫(ふしゅ)といって、手術をしたりした後にリンパ腺の働きが悪くなって、リンパ管からリンパ液が漏れてリンパ浮腫が起こるというのも一つです。

後はばい菌が体に入って蜂窩織炎(ほうかしきえん)といって皮膚の下が赤くなってむくんでしまう。

6、癌や腫瘍でもむくみは起きる

最後に癌や腫瘍が体の中にどこかにできてもむくみは起こります。

いろいろな病気がむくみの原因になるんだってことは覚えておいてください。

むくみのセルフチェックの仕方

 足のむくみの原因とセルフチェック、対処方法を解説

足を指で押してみてください。特に骨の上を押していただくといいんですが押してもすぐ戻るのは問題ないです。

グーッと押した時に凹んできて、穴が開いてくるような凹み方をしたらそれはむくみがあると考えてください。

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病院にかからなくても対処できる方法

もし一過性のむくみ、単純なむくみであれば日頃のケアでも改善することがあります。

そのためには足を高く上げることです。

例えばお布団とかクッションとかを積んで心臓よりも足をグーッと高く上げるというのも一つです。

外出から帰ったら足を高くして15分~30分休むといいでしょう。

しかし、注意点はそのまま寝てはいけません。もしくは夜寝るときに足を高くして寝てはいけません。寝返りができなくなってしまいますので、あくまで15分~30分程度の休憩時にとどめるべきだと考えています。

 足のむくみの原因とセルフチェック、対処方法を解説

また外出するときに弾性ストッキングと言ってサポート力のある靴下を履いていただくのもおすすめです。

できれば短い靴下ではなくてハイソックス系を履いていただくといいと思います。

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そんなことで簡単に予防することもできますが、長引くときは必ず医療機関をご受診ください。

足のむくみは大半は整形外科ではなく、内科の病気が隠れてることが多いのでご注意ください。



足のむくみに関するよくある質問(FAQ)

Q:片足だけパンパンにむくみ、激痛で動けない場合はどうすればよいですか?

A:片足だけの強いむくみに加え、腰から下肢にかけての激痛やしびれがある場合、腰椎疾患(腰の病気)による坐骨神経痛などの整形外科的疾患の可能性があります。まずは整形外科を受診し、神経症状の有無を確認することをお勧めします。また、内科的な血液検査で「緊急性なし」とされた場合でも、痛みが強い場合は我慢せず、受診時に内科での診断結果も併せて医師に伝えてください。

Q:内科の検査で「異常なし」と言われましたが、むくみが治りません。原因は何が考えられますか?

A:心臓・腎臓・肝臓などの主要な臓器や血液検査に異常がない場合、筋力の低下活動量の減少が原因で血流が滞っている可能性があります。特に転倒や怪我の後に活動を控えるようになると、足の「筋ポンプ作用」が弱まり、むくみが生じやすくなります。また、睡眠不足や栄養バランスの偏りが影響していることもあります。一般的な検査で原因が特定できない場合は、むくみの専門外来(血管外科など)へ相談するのも一つの方法です。

Q:夜間の頻尿や多汗がある場合、やはり腎臓が原因でしょうか?

A:夜間頻尿や多汗、むくみが重なると腎臓の病気を心配される方が多いですが、これらは自律神経の乱れや、心臓のポンプ機能の低下、あるいは服用している薬剤の副作用など、様々な要因で起こり得ます。血液検査で「緊急性なし」と判断されていても、症状が続く場合は、泌尿器科や循環器内科など、より専門的な視点での再評価が必要な場合もあります。

Q:麻痺がある足がむくむ場合、自宅でできる対策はありますか?

A:半身麻痺などで足を動かしにくい場合、どうしても血液やリンパ液が停滞しやすくなります。ご自宅でできる簡単な対策としては、「足を高くして休む」ことが有効です。寝ている状態の時に、布団や毛布を丸めて足の下に置き、心臓よりも高い位置に足を保つようにしてみてください。ただし、寝返りを妨げないよう、長時間の就寝時ではなく15分〜30分程度の休憩として取り入れるのがお勧めです。

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    「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」

    16号整形外科院長 医学博士
    ㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
    治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
    睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
    普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
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